小学校の国語で習ったこの物語に、
こうして再会できて嬉しいです。
当時は、その不思議な世界に魅了され
国語の時間はもちろん、その他の時間にも
「クラムボンって、なんだろう・・・」と
よく“やまなし”の世界を旅していました。
差し込む光、ゆらゆらと揺れる天井、流れてゆく泡・・・。
この絵本を開く前は、
「当時のイメージが壊れないかな?」と少し不安でしたが
そんな心配は全く不要でした。
私が探していた世界は、ここです。
目に映った淡く儚いような水の中は 繰り返し想像をしていた、まさにその場所でした。
20年近くも経った今、また当時の気持ちを思い出せるとは思っていませんでした。
再開できて、本当に嬉しいです。