学校からの帰り道、道路の白線の上だけを歩いて帰る・・・そんな経験を子ども時代にした人はきっと多いはず!私もその一人で、読みながら「あ〜、同じことやってたな〜」と懐かしく思い出しました。
そらくんは白線が途切れてても、「白につかまれば大丈夫」と次々に起こるアクシデントも乗り越えていきます。
でも、最後の最後、あともう少しで家に着くという所で一歩も進めなくなってしまいます。
そして、それを助けてくれたのは・・・?!
一人で帰るいつもの通学路も、大冒険の場所に大変身!子どもの世界を見事に描いた、ひがしワールドにはいつも感心させられます。加えてビックリするような大胆な構図!
さらに、トンボやザリガニ、さわやかな風や鳥の声・・・初夏に読むのにピッタリの1冊です。