「ねえ、このお話しちょっとかわいそう」といって、息子が図書館から
借りてきた絵本です。
ゆみちゃんは明日が小学校の入学式なのに熱を出してしまい、
大事を取って入学式へは参加しませんでした。
初日から欠席してしまったゆみちゃんは、
お友達に意地悪されてしまうのでは?とか、
様々なことを考えてしまって憂鬱な気持ちになるのです。
ところが、そんなゆみちゃんへ素敵なぷれぜんとが!
4月に入学したばかりの息子には、
初めて足を踏み入れる小学校、その小学校のにおいや
雰囲気、そして入学式での上級生からのもてなし。
様々な素敵なおもいでが蘇ってきたと同時に
期待に胸を膨らませていたのに参加できなかった
ゆみちゃんのことを気の毒に思ったのでしょうね。
息子にはその部分が強烈に印象に残ったようですが
私は、式に参加出来なかったゆみちゃんへ
思いやりいっぱいでプレゼントを贈った先生とお兄ちゃんの
優しさがひしひしと感じられてわ〜!と、胸が熱くなりました。
ゆみちゃんの笑顔が目に浮かぶようで、
私もうれしい気持ちになりました。
心から、素敵!と感じるお話しに感動しました。