すっごいおもしろいです。
静かにじーっとみてしまいました。
翻訳は佐野洋子さんです。
この絵本はゲーテによって確立された
色彩論の基礎をそのまま取り入れたお話です。
左のページの赤いハートの中にある黒い点を
目を動かさずに10秒見ます。
今度は右の白いページにある黒い点を
3秒くらいみます。
するとかすかな緑色のハートが見えてきます。
そうやって補色(色残像)を楽しむ絵本なんです。
表紙にこんにちはあかぎつね!とあるのに
何で緑色のきつねなのか?と
思っていましたが、そういうことだったんですね。
お話を読みながら
色の勉強もできていいと思います。