犬の絵本を書かせたら、この人「きたやまようこさん」程、かわいらしく描ける人は中々いない!
今回の「ピーブー」は、キャラクターのアンバランスな設定も子供の興味をそそります。何せ、犬のお兄さんと豚の弟、それにペットのカメと虫が、ひとつ屋根の下で、楽しく暮らしているんです。
このおでかけ編には、おでかけする練習・でんしゃにのる練習・くつをさがす練習が収録されていて、子供達がとくに喜んだのは「でんしゃにのる練習」でした。
皆で電車にのる時の練習をしていて、海に行くつもりになるんです。
その時の彼らの行動、会話がどうにも笑える。
2歳児の下の子はそこばかり何度も読ませるくらいです。
テンポのいい会話が面白いので、小さいお子さんの読み聞かせにも、もってこいの作品だと思います。