ある日ジョージは小さくなった夢を見ました。起きてみると、もうパパとママはいません。でも、ジョージは小さくなったまま。枕元にはパパとママからの手紙が置いてありました…。
…と、この後はその手紙が1ページごとに読まれる形で、小さなジョージの冒険ぶりが描かれます。背景は50年代?あるいは60年から70年代にかけての米国の家庭風景が描写され、懐かしい感じがします。1コマ、1コマ、ページごとに映画のフィルムを見ているような錯覚に陥る絵本です。息子はとくにジョージがおもちゃの飛行機に乗るところ、危機一髪ネコに襲われそうになるところが好きでした。家の中での冒険ぶり、楽しいですよ。