もともと五味さんの本は好きで、いろいろと読んでいますが、この「ててててて」を初めて読んだ時は、その発想の面白さに感動しました。
ちょっと、想像してみて下さい。「アイスのピノ」みたいなキャラクターが出てきて「のばして ててて」と、ぐん!と、手を伸ばしてみたり、そばにいたネコを触って、「さわって。なでて。たたいて。のばして。かまれて いてて!!」なんですもの。もう、子供と一緒になって、笑っちゃいました。
「て」だけで、こんなに遊べるとは思ってもみませんでした。この本を読んでしばらく、「ててててて」ごっこが我が家で流行ったのは、いうまでもありません。