絵が明るく少し漫画チックなところもあり、コミカルな展開かなと思いきや、心にじーんと暖かな思いが広がる本です。繰り返し読んでは、お母さんの(作者のかな?)暖かな思いを何度も味わいたい感じです。お話はこうです。1年1組では月に一度その月のお誕生日の子をお祝いしてお誕生会を開きます。その会では、お友達から手作りのレイをプレゼント。そして、招かれたその子達のお母さんがその子にまつわるお話をプレゼント。そして、お話の後はチュウのプレゼント。そして歌やなぞなぞ、紙芝居の楽しいイベント。と盛りだくさんです。ところが、来月のお誕生日のこうすけは、もう気が気ではありません。チュウのプレゼントをしてくれる人はいるのかな?お母さんは何を話すのかな?・・・さてさて、こうすけのお母さんのお話はどんなおなはしだったのでしょう?是非、一度読んでみてください。とてもすてきなお話です。人の心を優しくしてくれるような気がします。