うさぎの看護婦さんが、たぬきのおばあちゃんの車イスを押して、お散歩しています。うさぎの看護婦さんには、誰にも言えない悩みがありました。たぬきのおばあちゃんが、うさぎの看護婦さんの悩みに、寄り添ってくれました。
“ぎゅーっ”は、子どもだけのものじゃないんですね。大人だって、お年寄りだって、 “ぎゅーっ”をしてもらったら、安心できるんです。
そんな大切な思いを忘れて私たちは生きています。
子どもたちだけでなく、大人も癒され心温まる絵本ではないでしょうか。いつまでも手元に置いておきたい絵本の一冊です。