四歳の男の子・チャールズのお話が12話入っています。
チャールズの行動は、等身大の子どもそのまま。それだけに、読んでいると子どもとそっくりと思う場面がたくさん出てきます。
「チャールズがピンのように小さかったときのお話」では、チャールズは自分の小さかった時のお話が好きなこと、お母さんに自分にまつわるつもり話をしてもらうのが好きなことは、息子とそっくりでした。
「チャールズのながいながい朝」で、友だちのパーティに行く時間が早く来ないかと待っているチャールズの姿も、出かけるとなると待ったなしだった息子の小さな頃とよく似ていると思いました。
うちでは、2話ずつぐらい区切って読みました。息子は自分の四歳の頃を思い出しつつ聞いていたようです。
子どもが感情移入しやすいかわいいお話ばかりで、とても気に入りました。