これは、もっと小さい子むきの絵本だろうと思っていました。
だから、6歳の息子が図書館で
「これにしよっかなあ。」
って選んできた時には、
「ん?ほんとにこれでいいの?これだけしか字がないよ。」
と言ったくらいです。
でも、表紙の絵がかわいらしかったせいでしょうか、これがいいの、とこの絵本を選びました。
これ、ひよこが、会った動物の声をとりかえっこしていくお話です。
「ぴよ」が「ちゅう」になり、「ぶう」になり「けろ」になっていく。
ひよこの顔して、ぶーぶー鳴いたり、けろけろ言ったりするのがおもしろかったのでしょう。9歳の娘も途中から興味しんしんでのぞいてきました。
でも、一番うけたのが、カメさんと声を交換した時。
カメって鳴き声あったっけ?って一瞬思いましたが、カメの声は「む」でした。
「む」しか鳴かないひよこに、なぜかウケまくるわが子でした。