お話は「三びきのコブタ」を、オオカミ側から語られています。
オオカミが家を壊しコブタを2匹も食べた(食べたなんて初耳ですが…)のは、本意ではなく砂糖とクシャミが原因であり、マスコミはその事実をネジ曲げて伝えていると言うのです。
長年コブタを信じてきた者にとっては、単なる悪アガキにしか聞こえませんが…
食を含めた習慣や文化の違い、日常疑問を感じることの多い報道のあり方等を考えると、オオカミの言い分もあながちウソとはいえないかも?と思えてきちゃいます。
真実をどう見極めるか!?単なるパロディという枠にとどまらない、大人にはちょっと考えさせられる内容の本でした。
絵の中にもいろんな真実(?)が隠されていていますよ。
読み聞かせは、小学生以上がいいかもしれませんね。