「いえでででんしゃ」シリーズ3作目が出たことを、お友達のブログで知り、さっそく図書館で借りてきました。
絵本ではなく児童書なので、読み聞かせるには長く、1.2作目は自分一人でこっそり楽しんだあと、長女に「暇があったら読んでみれば?!」と渡していたのだけど・・・今回は、次女が早くベッドに入った日に読んであげることにしました。(個室がない長女も、一緒に聞いていたようです。)
小学校3年生の主人公さくら子をはじめ、けいすけくんや「いえでででんしゃ」の車掌さんなど、シリーズお馴染みの登場人物の他、ミズキちゃんや野中さんなどのクラスメイトや、「ゆうかいででんしゃ」の車掌さんなど、新顔もたくさん登場し、にぎやかな感じがします。
1作目は、家族や親子といった身近な大人VS子どもの関係
2作目は、地球のどこかで起きている戦争や将来の夢
・・・などがテーマになっていましたが、
今回の3作目は、いじめとか友達関係とか・・・について、じっくり考えられる内容になっています。
次女にも、やはりタイムリーだったようです!
眠い目をこすりながらも、「一体どうなっちゃうのか?」お話の展開が気になるようで、最後までちゃんと聞いていました!
友達関係に悩み始める、小学校中・高学年〜中学生くらいにおすすめですが、実は、「がんばれ。がんばれ。」と、無意識のうちに子どもたちを追い詰めてしまっている、私たち親世代こそ、読んだ方がいい本かもしれません!