恐いはずのトラが礼儀正しく「おちゃのじかんにごいっしょさせていただけませんか。」などと言ってやってきます。
そして、おちゃも、食べ物も、水道の蛇口から水もぜーんぶたいらげてしまうのです。帰るときは「そろそろおいとまします。」なーんて言って帰っていきます。娘はこのフレーズが好きで、まねして「そろそろおいとまします。」と言います。あまり普段子供が使う言葉ではないですよね。
夕飯が食べれなくなってどうしようというところに帰ってきたパパはレストランへ連れて行ってくれます。そしていつもと違った素敵な夕飯の時間を送ることができたのでした。さすが頼りになるパパですね。
最後の頁のトラがラッパで「さよなら、さよなら、さよなら・・・・」と言うところは、映画評論家の淀川長治さんを思い出してしまいます?