なっちゃんのきいろいかさ。ちいさなかさに、うさぎさん、りすくん、だっくすくん、ばくのおかあさんとあかちゃん、きりんさんが、次々入って、かさはどんどん長く、高く、大きくなっていきます。「ぱんぱら ぱぱら」雨の音も本当に楽しそう。ところが、高い木がとおせんぼ。そこで、ばくさんとだっくすくんとなっちゃんは、きりんさんの上に乗り、「とおれた とおれた みんなで とおれた」。娘は、このページで必ず、引出しの中から、小さなおもちゃのサイと牛を取り出してきて、なっちゃんの頭の上に積み上げます。「わーい!いっしょにとおれた、とおれた!」 雨が止み、ちいさなきいろいかさを持って家に帰るなっちゃん。迎えに出てくれたおかあさんに、「あのね、あのね、いいことあったの」・・・ここでお話は終わりますが、娘はなっちゃんの代わりに、いっぱい、いっぱい楽しかったおはなしをしてくれます。娘も、雨降りと傘が大好き。雨が降ると、喜んでピンクのかさをさして、外に出かけていきます。そして、たくさん楽しいおはなしを持って帰ってきてくれます。