もう何年も前に図書館で借りて読んだ絵本です。
なんというか、ほかにあまり似た感じの絵本を見たことがなかったこともあり、とても印象に残った本でした。
たまたま図書館で目についてまた借りてきました。
最後に「このお話はかげ絵芝居にするとおもしろいでしょう」と書いてあるとおり、中身は「影絵」(切り絵かな)で出来ています。
ぱんぱんにふくらんだおなかの男の子が、おなかが痛いという。
そこで、お医者さんで見てもらうと...おなかの中から出るわ、出るわ、たくさんの物が。
それが食べ物だけじゃなく、靴や鳥、植木にいたるまで、とてもありえないものが出てくる、出てくる。実に奇想天外です。
最後には自転車まで出てきて、「えええー、ありえ〜ん」という感じなんだけど、なんか、これだけ出てくると、すっきりした気持ちになるのが不思議。
絵が影絵調なので、シルエットであてっこできるのも楽しいね。