一人暮らしの五助じいさんのところに住みついたキツネのコンコン。
だんだん人間っぽくなってきたコンコンを心配して、五助じいさんは、化け方の練習をしに行くキツネたちに、コンコンにも化け方を教えてくれるよう頼みます。けれど、コンコンは、頑張っても湯たんぽにしか化けられません。
ある日、みんなでえらい人に化けて町に出かけていきます。どうなるでしょうか?
馬場のぼるさんの、ほのぼのとした絵とマッチした、温かいお話。
湯たんぽっていいですよねー。じんわり暖かくてほっとするあの感じ。
五助じいさんがいつも持ち歩いていた湯たんぽに化けるコンコンが可愛いです。
ちょっぴり落ち込んだ日だって、この絵本を湯たんぽのように抱きしめたら、きっと心がほぐれて温かくなるんじゃないかなーと思いました!