11月。二年生と三年生に、それぞれ別の日に読み聞かせしました。
とくに三年生の反応が良く、先生にも参加してもらってみんなで作品を楽しみました。
もうすぐお正月。十二支たちはお節料理を作ります。十二支たちは、それぞれ仕事が分担されています。
今年度(平成28年)の三年生は、いのしし年とねずみ年。子供たちはみんな、自分の干支はどんな仕事をするのか興味津々の様子。
ねずみは正月飾りの係で、鏡餅を作るためにお餅つきをします。
子供たちがとてもじっくり絵を見ていて、その後もいろんな所に登場し、お手伝いをするねずみに反応していました。「またねずみがいる!」「働きものだ」って・・・。
いのししは片付け係。これにはいのしし年のみんな、「えー、つまらない」と不満そう。片付けも大事な仕事だよというと、納得してくれたようですが(^-^;
川端さんの版画の絵は、日本のお正月の雰囲気に凄く合っていると思いました。
物語の最後は、十二支が着物を着て勢ぞろい。男女ペアっていうのがイキな演出だなあと思います。
食いしん坊の私は、ほうぼうの国から集めたどっさりの食材、したごしらえ〜調理、お重詰め、年越しそば・・・ それらの場面がとくに好きでした。
小学校の読み聞かせで、おススメの作品です。 年末の今の時期に、いかかですか?