このお話は、だいたい3.4歳を越える頃に読まれることをおすすめします。
このお話、双子のティモシーとサラが、そっくりなのをいいことに、とりかえっこをするお話なのですが、
おそらく絵で見たことと、実際は違っている、という設定を認識できるのは、おそらく3・4歳ぐらいだと思います。
小さいお子さんだと、見たまま、ティモシーになったサラをティモシー、サラになったティモシーをサラだと思い込むでしょうから。
さて、このとりかえっこ。
私も昔「自分が双子だったら、こんな遊びがしてみたい!」と想像しました。
だから、その頃の気持ちにもどってどきどきわくわく。
これだからいいのよね。絵本って。
ティモシーとサラは、とりかえっこを楽しみます。
みんなだまされちゃう。おとなりの仲良しのスーザンだって。
でもね…だまされない人もちゃあんといるんです。
だまされなかったお父さんとお母さんですが、最後のところは、ティモシーとサラにいっぱい食わされます。
息子はとりわけ、このいたずらがたくさん出てくる絵本が、シリーズでも好きになったようでした。