ラッパのけいこ嫌いのこぶたのるーが、思いがけないことから活躍するお話しです。同じ作者による紙芝居もあって、どちらを読んでも面白いのですが、2005年4月に念願のハードカバーが出版されました。とうさんぶたがるーの入り込んだラッパを思いっきり吹く場面はかなりダイナミックに読んでいます。るーが拍手喝采を受けて少々照れている場面はそれなりにもそもそっと読んでみます。聞き手から笑い声がもれるのが嬉しくって、もう何回読み聞かせをしたでしょうか?ほりうちせいいちさんの絵が何ともいい味を出していて、るーの気持ちととうさんの気持ちが読み手に充分伝わる絵本です。