もう、すっごく面白い本です。それでいて、すごくためになります。って、「かがくのとも傑作集」で出版されている柳生さんの作品は、ほとんど(まだ全部読んでないので)いい絵本です。
中でも、この本は子供にすごく受けました。とにかく面白さが最高!
その一例。ある1ページを紹介します。
「あー かみなりさん やめてくださーい。
おへそが おへそが ちぎれる ちぎれる」
って、セリフで、赤いかみなり様の手がニューッと出てきて、男の子のおへそをつまんだまま引っぱっているんです。
この絵本は、かみなり様がいるかいないかに止まらず、おへそが人や動物にとって、どんな役割をしていたか、どういう部分であるかを面白く、かつ正しい知識で教えてくれています。
また、絵本の中には、いろいろな子供達が登場するのですが、その表情も、個性豊かに描かれていて、いかにもいそうな子供達のすがたが、楽しめますよ。