なかがわちひろさん著書「おえかきウォッチング」にも、子どもの絵は上手下手ではなく、その子が物をどう見ているかが表れているということが書かれています。
この本の伝えたいメッセージと、なかがわさんが著書で伝えたかったことに共通性を感じました。
カバーに「『じょうず』にできるってそんなに大切?」とあるところからも、伝えたいメッセージがあるように思います。
そして、この訳がやはりなかがわさんであることで、余計にそう思いました。
園や学校へ行けば、絵も評価の対象になってしまうので、どうしても上手であることを求められがち。
でも、楽しんで描く、何か表現したいことがあるという気持ちの方を大切にしたいなあと思いました。
この絵本は、どうか家族そろって読んでみてほしいです。