文字どおり、「ふゆのあさ」の話。冬の朝って、雪が音を吸収しちゃって、すごい静かなんですよね。
主人公の「しずちゃん」は朝起きて、「なんだかいつもとちがう。あっ、もしかして。そうかもしんない」って、思う。
そう、雪が降った朝って、わたしもこのしずちゃんと同じように思う。子供の頃もそうだったけど、今もそう。
「もしかして、そうかも」って、窓を開けた時、なんだか嬉しい。
「ほらっ、やっぱり。ゆきだよ!」
しずちゃんの感動がいっぱいに感じられる1ページです。
外は静かなのに、お母さんはいつもと一緒。と思うしずちゃん。
しずちゃん、お母さんもね、本当はちょっぴり嬉しいと思うよ。でも、恥ずかしいからいつもとおなじ振りしてるだけよ。って、わたしは思うな。(同じお母さんとして)