天使が「ブタ」の姿って、解釈の作品を初めて!と、思いながら読みました。
最後まで読んでみたら、カバーのそでの部分に作者からのメッセージが載っていて、このブタが「毎日新聞糖尿病予防キャンペーンのシンボルキャラクターだと知りました。
なるほど!ここまで読んでから読み直すと、この物語の世界の見え方が変わってきます。
世界が真っ暗になったとしても、小さな灯は必ずどこかで燃えているんだ。そう、思える温かい作品でした。
全体、柔らかい線と色合いなので、読み聞かせには向きません。
テキストはやや長めなので、小学校中学年以上のお子さんたちにひとり読みでお薦めします。