14匹のねずみシリーズの岩村さんの描く、かわいらしいねずみのお話です。
明日からちゅうがっこうに行くというのに、「いやー」と嫌がる7匹兄弟をどうやって連れて行こうと悩み、とってもステキなアイデアで解決するおかあさんねずみがステキすぎます。7匹がそれぞれ個性的で、それを温かく見守るおかあさんねずみのようになりたいなぁと、自分が怒った時やイライラしている時に開くと、落ち着く絵本です。
服の色で遊んでいる時や寝ているときの子どものねずみが分かるんですが、それぞれ見比べると本当に一匹一匹丁寧に描いているなと、このシリーズも大好きになりました。
こわいヘビが、ねずみの行列にびっくりして、逃げ出してしまう場面がおもしろいらしく、そこだけ何度もパタパタとめくっていました。
おとうさん大好きの我が家の兄弟は、「お父さんがおらんなぁ」と心配していました。お仕事で遅いのかな?