絵を描くのが好きな人の気持ちって、きっとこんなんだろうなあ!って思わせるお話です。絵心のない自分には到底、感じることのない気持ちにあこがれを抱きつつ、読みすすめていきました。
自分がもつことのなかったこんな気持ちを、子どもには少しでも持ってもらいたいなあとか、そんな希望をもったりもして。今のところ、子どもにその兆候はみられませんが、絵じゃなくても、なにかにうちこめる子どもになってほしいなあっていう気持ちにはなりました。
このお話は、きっと作者の気持ちがストレートに表れているんでしょうね。好きなことに出会い、それを楽しんでいるときの幸福感を、読んでいていっぱい感じることができました。