最初にこの本を読んだのは、八年も前のこと・・・。子どもを膝に乗せ、優しく語りかけながら読んであげた事を思い出します。
今では、その子も五年生。大人への階段を上り始める難しい時期にさしかかりました。 そんな子どもの成長を喜びつつ、でも、どこかさみしいなぁ・・ と感じていた時に、再度この本に出会いました。
子兎のように、母親に追いかけられ、空きあらばにげだそうと機会をねらっていた小さな頃を思い出し、ちょっぴり涙しました。
いつまでも、子どもの後を追いかける訳にはいかないけれど、いくつになっても、お母さん兎と気持ちは同じ・・・。
同じくらいのお子さんをお持ちのお母様方、「いいこって どんなこ?」( ジーン・モデシット 文 ロビン・スポワート 絵 )と併せて読んでみてはいかがでしょうか?