3歳1ヶ月の息子に読んでやりました。お友達と仲良く遊べたり、遊べなかったりの年頃なので読んでやったらいいかなーと思いました。結果として、まだちょっと難しいな、と思いました。
まず、けんかの原因が他愛のない一言。でも、その一言が相手を傷つけてしまいました。まだカタコトしか話さないし、言葉で傷つけあうという年頃でもない息子にはまだ理解しがたいですね。
そして、いつも特定の人と遊んでいるわけではないので、親友のような友達とけんかをしてしまったというこの本を理解するのはまだ早いみたいです。
ただ、なんらかの理由でケンカしてお互いさびしい思いをしているというのだけは伝わったらしく、とにかくけんかしないで仲良く遊ぼうねというのをこちらも伝えるのが精一杯です。素朴な絵で感情がひしひしと伝わってきますので、一人ぼっちの寂しさや二人で遊ぶ楽しさなどを共有するには手ごろな本かもしれません。