えっ?あの松井選手?
と疑問に思うまでもなく、この表紙。笑
はちゃめちゃな展開に個性的な絵がピッタリで、愉快に楽しめる絵本になっています。
大人としてはツッコミどころ満載なのです。
そもそも人間ががテレビから飛び出してくるのも驚きなのですが、帰ろうともせずにお詫びに励むマツイ選手。
そして、喜ぶだけのチームのメンバー、などなど。
でも、読んでいるうちにそんな細かいことどうでもよくなってくるんですよね。
監修に広岡勲さんのお名前がありました。
松井選手と共に渡米したジャーナリストで、松井選手の本をいくつも出されている方です。
松井選手の人柄の良さが作品によく表れているのも納得です。
野球少年の気持ちがとても分かるのでしょうね。
子どもと共に野球を楽しもうとする選手の姿に、心の優しさが伝わってきました。
巻末のサインボールも、うれしいプレゼントをもらった気分にさせられます。