娘はまず自分で読んでいました。それから、私が声に出し、いっしょに読みました。読んでいて私も娘も、あちこちでクスッと笑っちゃいました。でも、読み終わって娘は「あー、よかったね」と素直に喜び、私は「なーんか、わかんない」とムッツリしました。どうしてお父さんもお母さんも、妹も、先生も、マイケル以外の友だちも、グレゴリーがムシになっちゃたって気がつかないんでしょう。どうしてグレゴリーはムシになっちゃったんでしょう。どうして家族は最後の最後にグレゴリーがムシになってたんだって気がつくんでしょう。
なんだか分かんないけど、でも、おもしろかったのは確かです。