石津ちひろさんの特集で知ってからずっと読みたいなと思ってました。
これは大人がしみる絵本ですね。
大切な人が亡くなるということ。それが静かにしっかりと描かれています。
そして残されたブリュームさんが、その悲しみを抱えつつも
前を向き始める過程がリアルで胸を打ちます。
亡くなった人を思う気持ちを、生きとし生けるものへと昇華させて・・。
5歳の息子はマドレーヌさんが弱っていく過程が印象に残った様子。
そして自分も親がなくなった時が心配になったようでした。
ちょっと5歳にはかわいそうだったかしら・・・。