1ページの文章も少なく、繰り返しのお話なので心地いいです。木々がうっそうと茂る森の中の雰囲気が、モノクロタッチでよくあらわされています。次々といろんな動物が少年のお散歩に加わるのですが、次のページをめくると今度は何が出てくるのかなという期待と想像力を膨らませてくれます。
膨らんだ行列が横長の絵本見開きいっぱいになるのも、楽しいですね。
二歳の息子が空想の世界に入っているとき、私はどこまでファンタジーに付き合って、どこから現実に引き戻してあげるのがいいのか時々迷うことがあります。
ここに出てくる少年のお父さんは素敵ですね。