ともだちレジーの家にとまりに行くことになったアイラ。アイラはいつもくまのぬいぐるみと一緒に寝ているので、ぬいぐるみを一緒につれていくかどうか迷います。おねえちゃんにはずかしいからやめろと言われ、結局、つれていかないことにしますが、レジーと寝ているときにおばけの話をしていたら、レジーはちょっとまってといってくまちゃんを取り出します。アイラモもあわててとりに行きました。
笑われるよといじわるをするおねえちゃんと、笑わないよというお父さんとお母さんの対比がおもしろい。作者のやさしさが伝わってくる一冊です。
【事務局注:このレビューは、『アイラのおとまり』(徳間書店刊・絶版)に寄せられたものです。】