『MARY AND THE MOUSETHE MOUSE AND MARY』が原題。
だいだい想像がつきますね。
『ないしょのおともだち』という邦訳の妙に拍手です。
大きな家に住む少女マリーは、ひょんなことからネズミの女の子と仲良くなります。
まるでマリーの分身のようなネズミの女の子の暮らしぶりが愉快です。
仲良く、とはいっても、「ないしょのおともだち」らしく、
付かず離れずの良い関係です。
それぞれ大きくなって疎遠になりますが、時が流れるとまた不思議なご縁が。
詳細に描かれた絵は見所がいっぱいです。
特に、女の子らしい二人の微妙な関係がよく描かれていて、
絵を読むという感じです。
心の通じ合うおともだちがいる心地良さがいっぱい伝わってきました。