あさのあつこさんの大ファンです♪
大人向け、子ども向け問わず、手当たり次第、読み漁ってます。
これは、青い鳥文庫の、テレパシー少女「蘭」事件ノートシリーズ2作目です。
「小学上級から」となっていて、漢字にはルビがふってあり、本好きの子なら、高学年でも読めると思います。
ただし、内容からすると、けっこう残酷シーンもあったり、中学生くらいからの方が理解できるかな?!
(NHK教育テレビでアニメも放映されてましたよね?!)
前巻では、主人公「蘭」と、謎の転入生美少女「翠」が出会ったことで巻き起こる、蘭たちが住む蔦野という街のお話でしたが、今度は舞台も、中国山地の山奥にある小さな疾風村に移ります。
翠との友情も、BF留衣との愛情も深まり、幸せいっぱいの蘭に聞こえてきた「助けて」の声。幻の「エマヒクサ」とは?!
ぞぞぞ〜っとなりながらも、おもしろいです。
ついつい、ミステリーに惹き込まれてしまいます。
頭が悪い私は、利口な翠や留衣に感心してばかり。
やはり、頭はよくない主人公蘭に、とても共感を覚えます(笑)。
でも、犯人は思ってた通りの人物でしたよ〜♪
極悪の悪者でありながら、どこか憎めないあの人です!(今後の展開が楽しみだわ〜♪)
我が家では私一人ではまってますが・・・
本当は、携帯小説ばっかり読んでる長女(中2)に、こういうミステリーでありながら、友情や恋愛、生きる意味なども考えさせられる物語を読んでほしいんだけどなあ。