午前中は小学校(対象は低学年)の読み聞かせ会、
午後からは幼稚園(対象は4歳児と5歳児)の
読み聞かせ会に持って行きました。
読み聞かせを始めたころから
ずっととりごえまりさんのファンです。
どの作品もかわいらしい絵、
楽しいお話で、読者を一気に惹きつけます。
6月、梅雨の時期に読む本を探していて
この本を見つけたときはすごく嬉しくて
「これしかない!」と思いました。
小学校では次の授業がプールの一年生が
着替えに去ってしまった後、
残っていた子どもに「もう一冊読むよ〜」と
声をかけると、この前に読んだ一冊で悪ノリをして
困らせてくれた3年生男子が「聞く聞く〜」と座ってくれました。
(えー?3年生の男子にこの本?聞いてくれるかなぁ…)と
内心思いながら、途中で去られてしまうことも覚悟の上で
読み始めると、意外や意外、実に静かに、
お話に聞き入っていました。
さっきまでの悪ノリぶりはどこへやら。
途中で立ち去るともありませんでした。
いや〜、とりごえまりさん、やっぱりすごい!
幼稚園では、表紙を見せたとたんに、
「あ、かたつむりや〜!」
「かたつむり、そら組さんのお部屋で飼ってるんやで〜」
などという声があがり、偶然だけど実にタイムリーな
選択だったことが分かりました。
もちろん、さいごまで楽しく、一生懸命聞いてくれました。
とても楽しかったです。