カタツムリのツムーリが、友達のカエルのエールくんの素敵なおうちに憧れて、同じ家を作ってもらい、今までの殻のおうちから引っ越しをします。
最初はうれしくてウキウキしていたツムーリですが、いろいろとハプニングが起こってきます。
誰でも、長く使っているものには飽きてきたり、新しいものを試してみたくなる時があると思います。大人の私でもしょっちゅうです。ツムーリの気持ちも分かります。
やっぱり最後には殻のおうちが一番だと気づいたツムーリですが、こういう経験をしたからこそ気づけたことなので、貴重な経験になったことでしょう。
絵もかわいいし、文章も会話がたくさん出てきて場面が想像しやすいので、6歳の息子も途中あきることなく最後まで読むことができました。