3歳と4歳の娘達に読ませようと想い、前から興味はあったのですが内容が内容なのでもう少し大きくなってからと先送りにしていたのですが『もういいだろう。』と勝手に(娘達よ、ごめん!)心の中で想い購入しました。1冊の本の中に数話の江戸時代・本所を舞台にした怪談話が書かれていて、そのなかには【おいてけぼり】や【あしあらいやしき】などの私的にはお馴染みの話もあり、その他の話もなかなか良かったです。小さい頃は昔話で読んで『怖いよ〜。』と想いながら読んでいたのに今は逆に『おもしろ〜い!』と読んでしまうそんな大人になってしまいました。そして肝心の娘たちは・・・案の定というかやっぱりというか、また山本孝さんの絵がいい味を出していてそれと相まって『怖いよ〜、もうやめて!』と泣き顔で言われてしまいました。彼女達もいずれは『懐かしい。』や『おもしろ〜い!』と読む日がくるんでしょうね。なので【本所ななふしぎ】は当分私の絵本になりそうです。ここだけの話・・・最近、私が江戸時代の小説にはまりまくっていて、実は『自分が興味があって買ってしまった!』とは口が裂けても娘達には言えません。