カラフルな表紙の絵に惹かれて手に取りましたが、ストーリーもまたかわいく素敵な絵本でした。4歳の次女にと思っていたのですが、小学校1年生の長女の方が気に入った様子。想像する楽しさを知っていると、より楽しめる絵本なのかもしれません。
お財布の中身がからっぽなミリーに、帽子屋の店長さんは、「ちょうど よいのが ひとつ ありました。しょうしょう おまちくださいませ。」と、大きさも、形も色も、想像しだいでどんな帽子にもなるという素敵な帽子をかぶせてあげます。その店長さんの行動に脱帽。こんな素敵な大人になりたいものです。
ヨーロッパ調の町並みやミリーがかぶる様々な帽子など、どれもこれも部屋に飾っておきたいと思う程かわいく素敵な絵で、大人もたっぷり楽しめます。