この絵本は日中共同制作絵本で、絵の感じなんかがとても中国っぽい感じです。パンダぼうやのすむ山では、大好物の竹が枯れだしました。花が咲くと竹は枯れてしまうのです。パンダぼうや達は竹を探して歩き、大きな竹やぶを発見します。ぼうやは遠くまできたことが嬉しく、ここも花が咲いたら、また別の場所に行けるね。などと話します。これを聞いてパパパンダは怒ります。パンダたちにとって、竹に花がさくことは重大で、一度花がさくと
一帯の竹やぶはすべて枯れて、パンダたちの食べるものはなくなり、それはパンだの生命をおびやかすことになるからでした。
食料の大切さをこの物語では教えてくれます。パンダのかわいい絵もいいです。