「ぼく、あめふりお」が気に入ったので、続編のこちらも読んでみました。
今回はお日さまと大の仲良し、百発百中の晴れ女ピーカンちゃんが登場。
あめふりお君とは正反対、キャラクターも全く違います。もうとにかく元気元気。威勢が良くって自信満々。喉が渇いてぐったりしてしまったミニトマトにも、「まったくだらしがないんだから!」なんて逆ギレ(?)。
ピーカンちゃんにとって初めての雨を降らせ、傘で一緒に仲良く遊んだふりお君にも、「お日さまに会えないなんて私イヤよ!」なんてツレナイことを言ってしまいます。
でもね、本当は優しい女の子。「ごめんね」と「ありがとう」を言うために、ピーカン号にまたがり、傘でスカイダイビングを決めるピーカンちゃんは、とっても魅力的なキャラクターだと思います。
ラストシーンは、ふりお君もピーカンちゃんも、どっちも良かったねぇとほっこりした気持ちになりました。ぜひ、2冊続けて読んでくださいね。