この本の内容を思い返すだけで、涙がにじんできます。
食肉として売られた牛のみいちゃん。
家族のように可愛がってきたのに、手放さなければならなかった みいちゃんの飼い主。
命を奪うことに葛藤しながら仕事をしている食肉加工センターの人々。
どれだけの人のどれだけの想いを経て、わたし達の口に入るのか…。
この物語の一場面でも目の当りにしたら、きっと牛肉を食べられなくなる。
牛肉を食べるというのは、それぐらい重いことなんだって感じました。
それは、牛肉だけでなく、豚も鶏も魚も、物言わぬ野菜だって、みんな同じ。
食べ物を粗末にしてごめんなさい。当たり前と思っていてごめんなさい。
胸が詰まりすぎて、娘にきちんと説明しきれなかったこともごめんなさい。
心からそう思いました。
ありがとう。
感謝の気持ちを忘れないために、ときどき娘と一緒に開いてみようと思いました。