保育園にきりんのぬいぐるみがやってきました。
園児達は取り合いで遊んでいました。そんな中、主人公の男の子はきりんに乗って草原を走る想像をしながら、ぬいぐるみにまたがって走ります。そしたら・・「ポキッ」キリンの足が折れて立たなくなってしまったのです。そして直すには作られたドイツにまで帰らなくては・・しばらくのお別れ。読んでいるとぬいぐるみなのに、本物のきりんに思えてくるくらいのやりとりです。きりんは直ってまた保育園に戻ってきて、みんなに優しく遊んでもらいます。ぬいぐるみだとはいえ、物を大切にするという優しさを伝えれる絵本だと思います。けれど、ドイツにまで行かないと直せれないぬいぐるみってどんなものなのか見てみたいものです。