「わしがかかずにだれがかく」と作者が記しているとおり、
作者の想いが飛び出さんばかりに詰まった作品です。
アメリカ民謡「ゆかいな牧場」のメロディーでの替え歌なんですが、
あ、この歌詞どこかで聞いたことある!という事実にびっくりしました。
コテコテの関西弁だけに、関西人魂が揺り動きます。
もちろん、突っ込みのタイミングも上級並みです。
大阪のうまいもんのオンパレード。
ちゃあんと手遊び解説付きです。
そして画面いっぱいに描かれた大阪の食文化の様子のリアリティが、
地元の人間にはたまらないですね。
もちろん、大阪ならではの名所に、あの人この人、さりげなく、でもしっかりとわかるんですね。
このバランスがすごくいいです。
ぜひ、ネイティブ関西弁で聞いてほしいです。