クラシックディズニーの名作、誰もが知っている「シンデレラ」の話。それが、こんなにも、大人の私が引き込まれる「灰かぶり姫」の素敵な話だったとは!?
もちろんこの本を読むまでの私は「優しいお父さんが死んあと、意地悪な継母と義姉たちからいじめられたにもかかわらず、優しいシンデレラは魔法使いのおばあさんが魔法でかぼちゃの馬車やドレスを出してくれ、夜の12時に魔法がさめるまで王子様と踊り、その途中ガラスの靴を落とし、靴に合う娘を探しに来た王子さまに再会し、最後にめでたくガラスの靴がシンデレラの足におさまり、めでたし、めでたし」と思っていました。
本当のグリム童話。大人の私は正直引き込まれました。訳も良いのでしょうし、なにしろ絵が素敵。黄金の靴に合わせるために義姉たちが、かなり怖いことしますが、絵に救われます。大人だったら大丈夫です。
いつもよいことをしていれば、いつかきっと幸せになれる!、そんなグリム童話の本質が見えてくるような気がします。
2歳9カ月になった私の子供たちには、この絵本はかなり早すぎたようです。理屈がわかる歳になったとき、一緒に読んでみたいと思っています。