なんとも不思議なかんじの絵本です。警備員のおじさんが「おやすみ」と動物たちに挨拶しながら、最後の見回りをする後を、いたずらサルが鍵を開けてでてきた動物たちが、ついていって、とうとう家のベッドの中までも。それに気づいた奥さんが、今度は動物を檻へ戻しに行きますが、あれ?1匹だけは・・・。単純なお話なのに、何故か思わずくすくす・・・と笑ってしまいます。警備員の奥さんが、仕方ないなあと言う感じで連れ戻しに行くところが、なんともいえず、私は好きです。いつものこと、なんでしょうか。セリフは少ないのに、絵がとってもほのぼのとしていて、とっても奥が深い本です。