「ぜったいた べないからね」を読んで以来、大好きな作家!!日本での最新刊です。(待ってました!)
絵は相変わらず、目に特徴があるインパクトの強い顔、所々本物の布や写真を張り付けたような服や家具。字の大きさも大きくなったり、小さくなったり、クニャッと、歪んでいたりと、変わった配列をしているところもあります。
今回のお話は、絵本の大好きな男の子ハーブが、オオカミの絵本を終い忘れてうたた寝していたら、オオカミたちが出てきて食べられそうになってしまうというお話。
なかなか凝っていて、大人は面白いのですが、「赤ずきんちゃん」や「シンデレラ」「眠りの森の美女」が混じった話なので、全部を知らない下の子には、「ぜったい たべないからね」みたいな面白さはなかったようです。
私自身、期待していたので、もう少しオリジナルの作品が読みたかったな。