夜になるとにぎやかになる夜の町で、ずっと床屋さんを開いているバーバームーンのキールさん。
キールさんのお店にはいろんなお客さんがやってきます。
全頁、版画のモノクロの絵ですが、それが夜を引き立ててくれているように感じます。
バーバームーンで招き猫をしている猫や髪の毛を切ってもらいたいけど、毛がないからうらやましげに除いているおばけさん、雨の日だからとやってきた三日月さんとか、思わずニヤリとしてしまう小ネタでいっぱいです。
こんなバーバームーン行って見たいなと子供とにんまりしてしまう暖かい絵本です。