1946年コルデコット賞銀賞受賞作品です。
こひつじが迷子になって、主人公の男の子が探しに行くというだけの話ですが、
1つ1つの情景をとても丁寧に描いてくれているので、
ひつじのいる高い山の空気や草の匂いまで感じられそうな気分になります。
とってもいい作品でしたが、あえて4つ星にしたのにはわけがあって、
少年と一緒にひつじたちの番をしていた犬がいるのですが、
こひつじが迷子になった時、一緒に探しに行ってくれてたのに、ラストページではこひつじと少年しか描かれていなかったんです。
これは徒労者に失礼ですよね〜。
ここで犬も書かれていたら私は5つ星をつけてましたよ。