ミドリガメのゆうゆうは小さな子供。今の自分の環境、そして重い甲羅が気に入りません。日が暮れるまでに池の周りを一回りできたら願いが叶うという話に飛びつきます。痛い目、悲しい目にあっても願い事のために必死になる姿は、つい応援したくなります。果敢に挑む事もとても大事なことですが、一番大事なこと、ありのままの姿、環境、暖かい家族に見守られて生きる事。そんなメッセージを受け取りました。赤ちゃんの頃、ユウユウと呼ばれていた5歳の息子は主人公になりきっているかのように亀の仕草を読む度に体で表現してくれました。